パッションフルーツの剪定につて

10月29日更新

ここに来て急に寒くなり、この2,3日は最低気温が10度になり、11月下旬の気温まで下がっています。そろそろビニールの覆いをかぶせる準備に入っています。数日に分けて作業を行っていますが、ほぼハウスの中に押し込めるところまで進みました。後は何時でも押し込める状態にしておき、寒さがもう一段進みそうな時にカバーをかぶせる予定です。
秋の開花の果実がだいぶ犠牲になりました。
なんとなく惜しい気もしますが、特に今年は開花が遅れたので果実の生育が進まず、この時期まだかなり小さいままです。これでは収穫は来年3月末近くになるでしょう。むろん温室の中で気温が十分高く保てればべつですが、

しかし相当切り詰めましたので切った枝が山盛りです。前回、前々回を合わせるとかなりの剪定になりました。また4年目に入った株が今年はどうも調子が悪く花数も少なく水切れ状態になる時が多かったので株を新しい苗に入れ替える事にしました。
この株を切ってみたところ主幹の中はこんな状態でした。明らかに異常があったようです。
中心部が褐変かしていました。原因は何だったか不明ですが、明らかに傷んでいたのではないかと思います。根を抜いて調べてみます。

切った枝が沢山出ました。3回目の剪定ですからおそらくこの倍の剪定枝でしょう。ちょっと切り過ぎたかなあー。また当然果実も青いまま30個ほど無くしました。10個ほどはのこしておきましたが。

箱形の大きな鉢で半年育てていたら排水の穴から根が外に伸びていました。これが2年もなるともう鉢を動かせないぐらいに根が外に張ってしまいおまけに穴をふさいでしまいます