パッションフルーツは自然のままでは中々受粉が難しいのです。特に福岡で栽培しようとすると交配の手助けをする昆虫もいないわけですから、結局は人間が手助けをする必要があります。花粉をめしべの頭につけてやれば良いのですが、筆や綿棒などを利用すれば良いでしょうが私は指先に花粉を付けてめしべの先につけてやります。写真
この方法でも結実は８０％以上になりますが、雨の直ぐ前とか後ではかなり率が下がってしまいます。雨の日の受粉はほぼ全部失敗と思ったほうが良いでしょう。
ですから梅雨時期は受粉が難しいですが、受粉後2時間後に雨が降っても受粉の確率は高くなり受粉出来ます。
ただ受粉後1時間後ぐらいではめしべが濡れると花粉が流れてしまい駄目です。もちろん受粉後ビニールなどで雨除けを付ければその後降っても受粉出来ます。