上の鉢（大型プランター）ですが、かなりの量の土が入っています。

このプランターは35ｃｍ×６５ｃｍ深さ２６ｃｍと比較的に大きいものです。このくらいになると地植えとあまり変わらない生育が出来ます。
パッションフルーツの根は横にも相当広がりますが、深さがもう少し欲しいです。ただこのプランターの排水口は小さく一つしかないので、水はけに問題があります。この小さな排水口を2年もすると根が塞いでしまい水が外に出なくなります。

先ず古い鉢の土には前の株の小さな根がたくさん入っていますので、固まった土はほぐしながら出来るだけ取り除きます。半日ほど水分を飛ばして土がほぐれ易くなって処理をするとうまく行きます。古い株で土の中の微量成分や栄養成分がそのままでは不足しますから、肥料を追加して加えてやります。
この時の肥料は化成肥料では微量成分のミネラルなどは補給されませんので、天然の腐葉土や牛糞堆肥などを加えて均等に混ぜます。
一応これで出来上がりです。このまま新しい苗を植えても良いし、来年春に植え替える事でも良いと思います。ガーデニングショップではこの微量成分を含んだ土の再生用の特殊な肥料もありますが、腐葉土などの有機肥料でも十分と思います。
また虫の幼虫なども入っている事もありますので、注意して見つけて取り除くのですが、このプランターにはいませんでした。　　

再生した土はふんわりしています。
その再生した土を元のプランターにいれて、今年の春から作った苗を植える事にしました。←写真
植え替え完了。ハウスの中へ。
既にハウスの中には今年の夏に挿し木した苗も根付いてハウスの中に入っています。