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ロンドンは是非一度は訪ねたかった都市ですが、その第一の目的は大英博物館を見てみたいと言う願望です。
今回の旅行の最後の訪問地がロンドンで市内観光の時間も取ったつもりでしたが、まる2日間ではまったく足りませんでした。
大英博物館だけで半日見てもまだ足りず、おまけに英国自然史博物館にも足を伸ばしたので市内見物はほぼ全滅、たった1日の地下鉄利用の駆け足市内観光でした。
それでも日本でもなじみの風景を実際に見て、その雰囲気を味わう事が出来るのは現地を訪ねてこそです。
またイギリス各地の観光地には日本人観光者のために日本語の案内書や説明文が多く発行されており便利でした。それだけ日本からの観光客が多いということですね。
ただ限られた時間の中案内人も無く観光するのが如何に無謀か思い知らされたのもロンドンでしたが、まず困ったのが地名のアクセントがジャパニーズイングリッシュでは表現できず道を尋ねるのに大苦戦、毎回冷や汗が出る思いをしました。
おまけに降りた地下鉄駅の出口を間違えてとんでもない所に出てしまい、さて私のホテルは何処だったかと一時間も迷った挙句歩いて10分の距離をタクシーに乗る始末でした。
途中色々な人にホテルの場所を尋ねるのですが、知らなかったり、通りの名前が判らず右往左往の有様でした。私にはどの通りも同じような住宅街に見えて、見覚えのある様な街角が沢山ありオロオロするばかりです。
最初の自信もどこかに吹っ飛びあわれな迷子となってしまいました。ロンドンの一人歩きには１０年早いと言われそうでした。
バックに流れる音楽はバッキンガム宮殿の衛兵の交代式に向かう軍楽隊の行進曲です。行進を見たときは胸ドキドキの状態で、久しぶりに興奮しましたよ。
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