バリ島の魅力の一つにレゴンダンスがあります。ヒンズーの物語をダンスを踊って表現していますが静かで優雅です。
時には戦争や喧嘩があったりして、そのテンポの変化も面白い。

祭りや踊りに必要な音楽を奏でる、ガムランの響きは心を安らかにしてくれる様な気がします。

バリ島はとにかくどこに行っても神が祭られ各家庭には必ずその家の神が祭られて毎日儀式が行われていると言って良いほど儀式が行われています。

町の中にはいたるところに神を祭った場所があります。
この地の人々の信仰の厚さが偲ばれます。万物に神が宿ると言う考え方は日本の古い信仰にも通じるものがあります。

さてここで面白いお話をしましょう。旅行をしていると現地の貨幣と、日本の貨幣も使えることがあります。もちろんドルも使えますが、インドネシアでこんな面白いトラブルがありました。観光地では資料館や、施設には入場料が必要ですね。
この支払いをうっかりすると間違えてしまいます。ある庭園で観光客が入場料金は幾らかと尋ねたのですが、庭園の案内人がただ日本語で「５００、５００」とだけ返事をしたのです。当の客は「そうですか」と素直に日本の５００円硬貨を手渡したのです。
後で聞いた話ですが、支払った本人は、まあ国内の入場料だったらこんなもの、と思って何の抵抗もなく硬貨を出したとの事でした。後で現地の案内人に聞くと、あーあそこの料金は５００ルピヤでしたね。と、えーっ５００円出した数人が同時に声を上げました。当時１円は１００ルピア前後でした。なんと１００倍の高い料金を支払ったことが判りましたが後の祭りで、もう庭園は遥か彼方でした。多分確信犯だったなと、思いましたが、皆さんも十分注意してくださいね。ははは・・・・